【PJCS2021 予選 最終42位】対面白バドカメックス
※ とても長いです!申し訳ないです!
PCで見ることをお勧めします(スマホなら横)
<はじめに>
PJCS2021お疲れさまでした! ワンニキです!
僕的に最高の結果を残すことができました。
構築の出来は誰にも負けないくらい自身があります!
かなり長いですがよろしくお願いします。
<構築経緯>
-
てるるんチャレンジチーム戦第2回で結果を残した超合金アルティメットひいらぎっ!さん(@hiragiwarabi39)の構築にひとめぼれして回していたところ、きあいのタスキ白バドレックスが大変強力で安定していることに気づきこのポケモンを軸に考えていこうと決めました。バドレックス(はくばじょうのすがた)との出会い
- カメックスの採用に至る
超合金アルティメットひいらぎっ!さんの『ガバトリル』
序盤 : メガネ
タスキ
電気技トリルorブリザードランス
終盤 :or
でダイマックスし、
で詰める。
回しているうちに基本選出ではないですが 初手の安定性に気が付き、裏から
を出してエレキネットじだんだをする動きが強いことも発見しました。
は、
が苦手とする
に強く、
にワンパンされず、
逆には、
が苦手とする
に強いこともありかなり相性がいい並びだと感じました。
また、非ダイマでブリザードランスを打っているだけで強いです。
そして、他に以外で上記の強みを持ったポケモンを探したところ、前期S15で使っていた
を採用することに決めました。
カメックスはキョダイホウゲキのスリップダメージを与えることできる点がウォッシュロトムより優れていると思いました。
具体的には、
・スリップダメージで裏のレジエレキとガブリアスの攻撃の圏内に入れることができる点
・を持った
などに集中攻撃をかけないで済むようにできる点
などがあります。
逆に、ウォッシュロトムと比べて 電気タイプや、サブウエポンでダイサンダーを打ってくる
に弱くなってしまいます。
そこで場持ちをよくするためにソクノのみ
を持たせることにしました。1発耐えることができれば隣の白バドレックスのブリザードランスとキョダイホウゲキで上記の電気タイプのポケモンを返り討ちにすることができます。
-
白バドレックス カメックスの並びについて
まず
の並びは非常に相性補完が良いです(上記)。
などでS操作をする戦術に対して、
この構築は 初手に行動保障がある2体を並べる戦術をとっており例えばは
の晴れキョダイゴクエンや
のきょじゅうざん
は
のダイサンダーなどを耐えます。
相手視点で2体ともワンパンできそうなので、逆に集中されることが少なく初手で2体とも生き残ることができます。
よって確実にブリザードランスホウゲキを打って相手の初手2体をほぼ壊滅状態に追いやることができます。に対する相手の動きは以下のようなものがあり
ちょうはつダイストリーム
ちょうはつきょじゅうざん
にほんばれキョダイゴクエン
キョダイベンタツあくび
という風に、追い風やダイジェットなどのS操作をされないです。
結果的に裏のが通るようになります。
- ウインディの採用
→
裏のガブリアスの技威力が弱かった(じだんだ いわなだれ)ので、レジエレキと相性がいいポケモンを探したところウインディに行きつきました。いかく、ザシアンへの炎打点と鋼枠への格闘打点、キョダイホウゲキのスリップダメージと先制技のしんそくの相性がよさそうなことが採用理由です。 - ウーラオスの採用
→
ウインディを採用して3日くらいたったころ、相手のソルガレオや白バドレックスへの打点がほぼないこと・・・(諸々)の理由により明らかにウーラオスのほうが強いことに気づきウーラオスを採用しました。 - ダイマックスポリゴン2の採用
ポケモン実況者のとり。さん(@cantfly_ss)のメンバーシップ限定で公開されていた構築『ポリ2ザシアン』PJCS2021予選振り返り & 構築解説〜とり。パ〜 - 午後のお天気は雨のち晴れ
のダイマックスポリゴン2が黒バドレックス対策に最適だと感じて採用しました。
また、白バドレックスカメックスで見れないでならべると、
からの一貫した打点がなくなります。詳しくは後述します。
の構築に対しては隣のポケモンをダイアタックなどで倒し、最終的にポリゴン2と1対1の状況に持ち込み自己再生で詰めることができるようになりました。
- ボルトロスの採用
→
→
白バドレックスがトリックルームを貼らない型+カイオーガが重かったのできせきのたねゴリランダーを採用していました。しかし、エレキゴリランダーという選出が弱いこと・初手にガオガエンを呼びやすくなっており白バドレックスにねこだましされてしまうことや交代の択が生まれてしまうこと・後述するグラバナ構築への回答であるエレキボルトロスの並びを思いついたのでボルトロスを採用しました。 - レジエレキ ボルトロスの並びについて
10まんボルト エレキネット あまごい まもる
10まんボルト そらをとぶ ウェザーボール でんじは
ポイントとしてはどの初手が来ても対応でき選出択がなくなることです。では安定して勝てなかったので、グラバナ系の構築に対する解答を模索していた結果この並びに行きつきました。
あまごいダイストリームでグラードンを倒してレジエレキを切り、裏から白バドレックスを出してダイジェットブリザードランス
あまごいダイストリームで雨下のキョダイゴクエンをレジエレキが耐えて、エレキと裏の白バドレックスウーラオスで詰める
上記以外の選出にも幅広く対応でき、この並びは非常に強力でした。※例外 オーロンゲ入りは
+
or
で来るので
<構築の動かし方とポイント解説>
VS ザシアン カイオーガ
序盤:白バドレックスとカメックス
でブリザードランスホウゲキ
終盤:レジエレキ悪ウーラオス
で〆る
- 実際の対戦風景
(例1)トルネオーガ
1TVS
相手視点ねこだましトリックルームが見えるので、ちょうはつダイストリームを白バドレックスに集中してきます。こちらはブリザードランスとキョダイホウゲキをカイオーガ方向に打ちます。カイオーガを裏のレジエレキの10万ボルト圏内に入れることを意識します。
2T
裏からレジエレキが出てきて、10まんボルトダイサンダーをカメックス方向集中かエレキネットダイサンダーなどをしてきます。どちらの選択を取られてもいいようにブリザードランスとキョダイホウゲキをレジエレキ方向に集中します。
3T~
裏からレジエレキウーラオスを出して、相手のダイマックスを枯らせそうならばまもります。カメックスのダイマックスが切れた後は、てだすけ+10まんボルトやあんこくきょうだを打ちます。
(例2) ボルトザシアン
1TVS
相手視点ねこだましトリックルームが見えるので、ちょうはつきょじゅうざんを白バドレックス方向に集中してくるか、ちょうはつみがわりをしてきます。こちらはブリザードランスとキョダイホウゲキを選択。ブリザードランスでみがわりが割れるので、1ターン目で相手の初手2体が壊滅状態になります。これが決まればほぼ勝ちです。
(例3) バナコーザシアン
VS
1T
2~3T
キョダイベンタツとあくびなどをしてくるので、ブリザードランスとキョダイホウゲキをコータス方向に集中します。ホウゲキダメージでほぼフシギバナが落ちます。
裏からザシアンとランドロスが出てくるので、まもるダイウォールでスリップダメージを稼ぎます。次のターンに両動かしをして相手に2体とも倒してもらいます。
4T
裏からレジエレキウーラオスを出して、択に勝ちます。
(例4)ロンゲザシアン(cobaltパ、ジキルパ)
1TVS
リフレクターとキョダイベンタツか、オーロンゲをコータスに引きながらキョダイベンタツを打ってくるかしてきます。(9割くらい前者)
てだすけブリザードランスでカメックスを切ります。
2T
裏からレジエレキを出して、10まんボルトをフシギバナにブリザードランスをオーロンゲを打ちます。
3T~
相手のザシアンとコータスのまもる読みまもるまもるをして、次のターンにてだすけダイサンダーをザシアンに打ちます。
VS グラバナ系統
+
序盤 : レジエレキ ボルトロス
であまごいダイストリーム
終盤 : 白バドレックス と ウーラオス
にダイジェットをのせる
- 実際の対戦風景
(例1) グラバナリザードン
1TVS
相手視点物理型のボルトロスに見えるので、グラードンへの打点が無いと思ってダイマックスせずにつるぎのまいや攻撃技を、フシギバナはキョダイベンタツかボルトロス方向に選択してきます。こちらは、あまごいダイストリームをグラードンに打ちます。(H252D4振りまでなら確定)
2T~
裏から白バドレックスを出して、ダイジェットブリザードランスを打ちます。(白バドレックスは準則なので+1で相手のフシギバナを抜くことができます。白バドレックスの特性であるきんちょうかんでバコウのみも貫通できます)あとは裏からウーラオスを出して〆ます。
(例外) オーロンゲ入りor
※ 不利なマッチアップです
1TVS
相手視点ねこだましトリックルームで詰んでいるので、でんじはつるぎのまいやこうこうのしっぽトリックしながらつるぎのまいをしてきます。こちらは、ブリザードランスとキョダイホウゲキをグラードン方向に集中します。オボンのみ込みで耐えられるとかなりきついです。
2T
裏から後発フシギバナが出てくるのですが、脳死でねむりごなを打ってきます。これがきつい... 避ければ勝ちです。
VS エルフーン黒バドレックス
序盤 : 白バドレックスポリゴン2
でブリザードランスシャドーボールし、てだすけダイアタック
終盤 : レジエレキ 悪ウーラオス
で〆る。
- 実際の対戦風景
(例) エルフーン黒バドレックス
1T~VS
相手はポリゴン2がトリックルームしてくることをケアしないといけないので色々な対策をしてきますが、ブリザードランスシャドーボールを黒バドレックス方向に集中するのが安定します。
・脱出ボタンの場合
ポリゴン3にトリックをしながらワイドフォースの場合ポリゴン2が手持ちに帰ってきてしまいますが、ブリザードランスがエルフーンを倒して黒バドレックスが8~9割削れます。裏からレジエレキを出してダイマックスさせ、てだすけやサイドチェンジでアシストします。
・きあいのタスキでちょうはつ持ちの場合
ポリゴン2にちょうはつをしながらアストラルビットをしてきます。ブリザードランスとシャドーボールが決まり、エルフーンがHP1の状態だけ残ります。退場際に追い風をしてくることが多いので、ポリゴン2をダイマックスさせて相手のSをダイアタックで下げましょう。あとは裏からレジエレキウーラオスを出して〆ます。
VS ミミッキュ白バドレックス
序盤 : 白バドレックスポリゴン2
でブリザードランスダイホロウでミミッキュをワンパンする。
終盤 : レジエレキウーラオス
で〆る。
- 実際の対戦風景
(例) ミミッキュ白バドレックス
1T~VS
相手はポリゴン2にねこだましをしながら白バドレックスに鬼火をしてきます。こちらはブリザードランスとダイホロウをミミッキュに集中し倒します。(アナライズ込みダイホロウでH252ミミッキュが確定1発)ミミッキュをたおせばトリックルームを貼られません。あとはダイアタックでウーラオスやガオガエンを倒し、白バドレックスを悪ウーラオスで倒します。
序盤 : 白バドレックスポリゴン2
で隣にブリザードランスダイアタック
終盤 : レジエレキ 悪ウーラオス
で〆る。相手の伝説ポケモンを倒せなかったとき
のじこさいせいで詰める
- 実際の対戦風景
(例)ディアルガトゲキッス
VS
1T~
てだすけダイスチルを白バドレックスに打ってくるのでブリザードランスとダイアタックをトゲキッスに打ちます。ダイアタック1回で大体相手のディアルガを抜けます。あとはほぼ同じで隣にダイアタックを打ち続け、最終的にポリゴン2と相手の伝説ポケモンの1対1に持ち込みじこさいせいで詰めます。
<個体解説>
バドレックス(はくばじょうのすがた)@きあいのタスキ
性格 いじっぱり(A↑C↓) 特性 じんばいったい
調整 176(4)-238(252)-170-×-150-102(252)
ブリザードランス インファイト てだすけ まもる
インファイト :
などのブリザードランスが通りづらい相手への打点
てだすけ : きあいのタスキまで削れて相手に縛られている時に打つ
まもる : キョダイホウゲキの時間稼ぎをすることでスリップダメージをたくさん入れること、相手のダイマックスターンを枯らしレジエレキとウーラオスでダイマックスが終わった後に倒せるようにすることができる。
カメックス @ソクノのみ ※マスタード道場産
性格 ひかえめ(C↑A↓) 特性 げきりゅう
調整 186(252)-×-120-150(252)-125-99(4)
ハイドロカノン ふぶき てだすけ まもる
ハイドロカノン : 威力150キョダイホウゲキを打てるため。また、ダイマックスが切れた後に4度目のダイマックス技として打てる。
ふぶき : ランドロスへの打点。あられダメージでスリップダメージを加速させる。天候を塗り替えてフシギバナの上をウーラオスが取れる。天候をあられにすることで後発のボルトロスが氷タイプのウェザーボールが打てる。
てだすけ : てだすけブリザードランスや、ダイマックスが切れた後にレジエレキやウーラオスの縛りの範囲を広げる。
まもる : ダイマックスが切れた後に自身の縛りを解除し、ガオガエンやコータスにハイドロカノンを打てることが多かった。
ポリゴン2 @しんかのきせき
性格 ひかえめ(C↑A↓) 特性 アナライズ
調整 192(252)-×-110-172(252)-115-81(4)
はかいこうせん シャドーボール サイドチェンジ じこさいせい
はかいこうせん : 威力150ダイアタックを打てるため。
シャドーボール : 黒バドレックスへの打点。ダイホロウ+いのちのたま あんこくきょうだで相手の白バドレックスを縛れる。
サイドチェンジ : 全然使わなかった。特殊なケースでは活躍したが、正直イカサマのほうが強いと思います。
じこさいせい : この技を持っているだけで最後の詰め筋として使うことができた。伝説ポケモンさえ倒してしまえばこのポケモンを倒すことができるポケモンがいないことが多かった。
ボルトロス(化身フォルム) @ぼうじんゴーグル
性格 おくびょう(S↑A↓) 特性 いたずらごころ
調整 185(244)-121-90-156(84)-100-169(180)
10まんボルト そらをとぶ ウェザーボール でんじは
そらをとぶ : ダイジェットの媒体。ぼうふうください。
ウェザーボール : レジエレキのあまごいと組み合わせたり、カメックスのダイアイスと組み合わせたりした。相手の意表を突く良い技だった。
でんじは : でんじは+あんこくきょうだでフシギバナやダイジェットを積んだ相手を縛ることができる。
レジエレキ @じしゃく
性格 おくびょう(S↑A↓) 特性 トランジスタ
調整 156(4)-×-70-152(252)-70-277(252)
10まんボルト エレキネット あまごい まもる
あまごい : 初手で使うとき以外にも、あまごいをしてフシギバナをウーラオスで抜けるようにできたのが強かったです。
ウーラオス(いちげきのかた) @いのちのたま ※マスタード道場産
性格 ようき(S↑C↓) 特性 ふかしのこぶし
調整 176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
あんこくきょうだ インファイト ふいうち まもる
<苦手な相手>
_人人人人_
> 再戦 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
<さいごに>
最後まで読んでくださってありがとうございました!
予選中通話してくれたみんなと記事を書くのを手伝ってくれたyukiyaさんに感謝します!